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比内地鶏について

生産部会

 昭和62年7月に「比内町比内地鶏生産部会」(7名、1万2千羽)が設立されました。また、平成元年には比内町農協(現JAあきた北)が比内地鶏処理場を建設し、生産体制が整備されました。同部会では「飼育管理マニュアル」を定め、均一でより高品質な比内地鶏の生産に努めています。

比内地鶏ブランド認証制度

秋田県ブランド認証票
(1)厳格な基準の尊守
○国の基準(特定JAS)よりも厳しい生産・管理基準の尊守
  • 素  雛:秋田比内鶏(雄)とロード種(雌)の交配で作出された一代交雑種であること
  • 飼育期間:雌…孵化日から150日間以上飼育していること
雄…孵化日から100日間以上飼育していること
  • 飼育方法:28日齢以降平飼いまたは放し飼いで飼育していること
  • 飼育密度:28日齢以降1平方メートル当たり5羽以下で飼育していること

食品製造の過程

〇 食鳥検査とは?

 皆様が安心して食鳥肉を食べられるように「食鳥処理の事業の規制及び食鳥検査に関する法律」に基づいて厳正な検査を行っております。
  ※食鳥検査は1羽ごとに行われます。どの過程においても不合格になった場合は、異常の程度によって一部または全部が廃棄されます。



〇 検査内容は?

◆生体検査 (と殺前に、鶏の健康状態について検査します。)
◆脱羽後検査 (羽毛を取り除かれた食鳥の体表の状況が検査されます)
 ◆内臓摘出後検査 (内臓や食鳥とたいの内側の異常などについて
詳しい検査が行われます)

◆解体・処理(検査に合格した食鳥だけが解体され、出荷されます) 

比内地鶏について

 ○ 比内地鶏とは?
 
比内地鶏は、比内鶏(♂)×ロード種(♀)の交配一台雑種です。昭和17年に天然記念物に指定された美味なる鶏肉を広く食卓に上らせるべく、昭和48年に種鶏・孵化・育成・処理業者が一体となり、小型で飼育が極めて難しい鳥を育種、改良し「比内地鶏」として作り出しました。
 
○ 飼育管理

飼育の基本は「放し飼い又は平飼い」
です。初生から28日齢までは育雛鶏舎で飼育し、その後放牧場内の簡易鶏舎で1週間程度飼育したあと放牧します。放牧場は、1千羽当たり1千5百㎡の牧草地です。放牧場の周りには外敵の進入を防ぐため防風ネット・防鳥ネットを張ります。
飼料は初生から120日齢までは、レイヤー飼料を日齢にあわせて給与します。その後出荷までの期間は、比内地鶏専用の仕上げ飼料を給与し、志望の質・量ともに最近のヘルシー志向に合わせています。
160日齢を基本として、仕上がり状況を見ながら段階的に出荷します。

 
○ 肉質の特徴

比内地鶏の肉質は、赤みが強く適度な歯ごたえがあり、鶏肉を鍋に入れたときに細やかな脂肪が浮き、鶏肉本来の持つコク・香りがあることが最大の特徴です。味はキジ・ヤマドリと同じような風味と香味を持っていて、噛みしめるほどに味が出てきます。また、比内地鶏は、名古屋コーチン・薩摩地鶏と並び日本三大美味鶏の一つに数えられています。広い牧草地で飼育することにより、本来の比内地鶏の美味しさを更に向上させています。
○ その他

比内地鶏は、秋田を代表する郷土料理「きりたんぽ鍋」には欠かせない食材であり、新米の出回る秋から年末年始にかけて需要の最盛期となります。この時期はふるさと便として「きりたんぽセット」が全国各地で販売され好評を得ています。またその味わいの良さからどんな鶏肉料理にもマッチするため、料理方法も多種多様です。
平成12年10月には、ドイツで行われた「世界料理オリンピック」に出場した日本代表チームが食材として使用し、その美味しさは世界でも証明されました。

安全・安心への取り組み

生産管理システム

 生鳥、製品の重量及び病鶏、規格外鶏のモニタリング

品質管理システム

 処理機械、冷蔵庫、場内空調等の自動モニタリングシステム

パンフレット

株式会社本家比内地鶏:WEBカタログ
■食鳥処理・食肉処理 
■食肉加工・食肉販売 
■その他加工業(スープ等)
 受付時間:8:00〜12:00
      13:00~17:00

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